No.758 朝礼

先日、愛知県倫理法人会主催で、『活力朝礼コンテスト』なるイベントが開催されました。

活力朝礼とは、

□社員の精神的なバックボーンを築くと共に、社員一人ひとりの気を交流させ、風通しの良い職場を作ること

□企業の心・意思を徹底し、人間力をさらに向上させ、社員一人ひとりが生きがいをもって、朗らかに働くことが出来る職場を作ること

を目的として、

  1. 爽やかな笑顔、元気で大きな声、美しい姿勢、機敏な動作など、姿・形を整える
  2. 毎日、繰り返し行う

(10分の朝礼すら一所懸命にできない人が、まともな仕事ができない)

  1. 企業の心や意思を浸透させる

ことを意識して行う朝礼です。

結果として、「仕事に向かう心身の準備」「情報の共有と徹底」「自社の目的の確認(理念と未来の共有)」「基本動作の習得と質的向上」「人間性の向上」「チームワーク・一体感の醸成」などを図ることができます。

今回のコンテストでは、愛知県29単会から6チームが選出され、日頃の成果を発表していただきました。私が所属する名古屋市南区倫理法人会からも1チーム参加してくれました。

残念ながら結果は2位でしたが、

 ①調和:姿勢や動作を合わせる、揃える

 ②タイミング:間を引き締め、テンポよく

 ③集中:メリハリある発声、素早い移動・正対

 ④洗練:基本の方の徹底

  1. 独創:職場環境に合わせた工夫

という基本5要件においては、最もよかったと感じています。お疲れ様でした。

中には、社員2名の会社で、「2名とも予定が入って参加できなくなり、急遽2名採用して参加した」という参加企業があって大変驚きましたが、まさに「やればできる」を目の当たりにさせていただきました。

さて、ある発表者から

「(社内の人間)関係の質が成果の質」

というコメントがありましたが、本当にその通りだと思います。今回発表された6チームからその真実を垣間見させていただくことができました。

皆さんの会社でも、改めて朝礼の実施を検討されてはいかがでしょうか。