No.759 人脈

先日、母校である北九州市立大学の同窓会に参加してきました。上は昭和37年卒の85歳から、下は令和3年卒の27歳までいて、まさに親子三代ともいえる顔ぶれ。なかなかない非常に特別な空間でした。

この同窓会は、愛知・岐阜・三重の3県の卒業生で構成される中部支部主催のもの。オブザーバー参加していただいた副学長によれば、同県内の卒業生は毎年20名前後いて、ほぼ同数が同県内に就職しているとのこと。対象となる卒業生はかなりの数に上るはずですが、今回の参加者は29名と、少々寂しい人数でした。

しかし、私が参加し始めた二十数年前は、まさに老人会のような場所で、40代前半の私が最年少のような状態でしたが、今回は二十代から三十代前半のメンバーが7名ほどいて、少し明るい兆しが見えてきているように思えました。

一方で、同窓会の案内は往復はがきで来るのですが、返信率は低く、特に卒業間もない年代は10%前後とのこと。参加人数を増やしていくためには、集客の仕方を見直す必要があるのかもしれません。

また、久しぶりに開催された二次会では、参加人数7名と少なかったものの、その分じっくりとお話しすることができました。出会ってかなりの数年経つにも関わらず、初めてお伺いする話ばかり。

年齢もさることながら、業種も役職もまちまちで、バラエティー豊かな顔ぶれから繰り出される日頃聴くことのないお話で、2時間があっという間に過ぎてしまいました。

中には、業界の裏話や、企業経営にとってとても大切なお話もお聴きすることができ、本当に参加してよかったと思います。幅広い人脈をもつ意義を改めて感じさせていただきました。

同窓会に限らず、これからも縁ある場所にはできるだけ顔を出し、人としての幅を広げていきたいと思います。