千年続けるなら、承継するしかない。

 「人間50年」と唄ったのは約500年前の話ですが、現代でも人間の寿命は100年程度。これが現役期間の話だとすれば、さらに短くなります。がんばっても一代で50年が限界でしょう。
 事業を永く続けるなら、次世代に事業承継するしかありません。しかし、この事業承継が上手くいかずに消えていってしまう企業が少なくありません。なせでしょうか?

 私たちは、事業承継、そして経営を研究し、1000年以上続く長寿企業を創ることを目的としています。永く続く企業を増やすことで、社会の安寧、日本の安寧、果ては地球の安寧に至ると確信しています。
 事業承継にお悩みの経営者、または後継者の方、ぜひ私たちと一緒にしっかりと学び、事業承継を成功させていきましょう。

千年経営研究会スローガン: 即断即決即実行

事業承継とは

現代における事業承継の難しさ

事業承継とは、ただ単に「事業を継げばよい」というほど簡単なことではありません。

 そもそも“事業”とは、

  「誰に」「何を」「どのような方法で」提供するのか

を定義付け、明確にしたものです。そして、この定義の有効性が、企業の趨勢を左右するものといえます。

 特に、今のように変化の激しい時代にあって、「今のお客様に、今の商品・サービスを、今の方法のままで提供し続ける」こと、すなわち、今の事業をそのまま引き継ぐことは、ともすると時代から取り残され、承継時点で衰退への入り口に立つようなものになってしまうかもしれません。ここに現代における事業承継の難しさがあります。

大切なのは“たていと”を引き継ぐこと

 それでは、なぜ事業承継という言葉が使われるのでしょうか。それは、かつては時代の変化が緩やかであったために、事業を継ぎさえすれば、その本質も同時に継ぐことができていたからに他なりません。その本質は、“経営”という文字の中に隠されています。

 経営の“経”は、「たていと」を意味します。たていとが緩んでいたり、切れていたりしたら、織物はできません。要するに、経営には、創業以来絶やすことなく、たゆませることなく守り続けなければならないものがあることを教えてくれるのが、“経”の文字といえるでしょう。

 “営”は、読み方そのままに「いとなみ」を意味します。ときに経営は、順風満帆とは行きません。荒ぶる海であることを覚悟して、航海に臨まなければならないときもあります。そんなときは、「米が食えなきゃ、粟稗食え。粟稗もなければ草の根かじって生き残れ」の精神で、なんとしてでも生き残っていかなければなりません。よっていとなみには、その時代時代に生き残り、成長・発展していくためには、事業そのものを変えていかなければならないことを意味しています。これが“営”の教えといえます。

変わらないために変わり続ける

即ち経営とは、「変えてはいけないもの」と、「変えていかなければならないもの」の両立を実現すること、すなわち「変わらないために変わり続ける」ことが、その本質といえるのです。よって経営者は、たていとを守り続けながら、時代にあったいとなみへと変化させ続け、企業を存続・発展させ続けていかなければなりません。

私たち千年経営研究会は、最高の事業承継の実現を目的として、事業に内在する“たていと”を大切にしながら、時代にあった経営の実現を研究する団体です。

協賛企業

ホームページを作成するにあたり、協賛いただいた企業様一覧です(50音順:敬称略)。
[2023年9月30日:千年経営研究会15周年記念事業]

株式会社イナック株式会社亀井製作所亀井英孝木戸モータース株式会社三葵コーポレーション
柴田浩志jewelry couleur伸興荷材株式会社中京会計株式会社テッシン
野場電工株式会社株式会社ハーベスト・クロップス株式会社松野製作所有限会社みのり式典設備株式会社メイチュー
株式会社メカニカルデザイン株式会社ユニケミーRITAcreate