No.677 方針

2023.10.16 Monday

先々週、名南コンサルティングネットワーク全体で、先週は、私が所属する税理士法人名南経営単独の方針発表会が開催されました。

私ども名南経営は、創業者・佐藤澄男が昭和41年10月に税理士事務所を開業する際、「経営者のあらゆる悩みに応えたい」との思いで、以来、税理士をはじめ、弁護士・司法書士・行政書士・社会保険労務士などの士業法人、また、経営コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、財産管理、海外進出、M&Aなど、企業経営に関わるあらゆる専門部門を有してきました。

全体の方針発表会は、まさにそれらの専門家が集まるネットワークでの活動を総括的に把握できる場であり、日頃は断片的にしか知ることができないそれぞれの事業の内容を俯瞰することができる、とても貴重な機会です。

また、税理士法人の個別発表会では、代表の全体方針を皮切りに、各部門の責任者20名が登壇し、それぞれの部門方針を発表しました。こちらもまた、法人全体の活動を知り得る、とても大切な場となっています。

発表の中で、それぞれの部門の前期の成果を聴くことができることも、とても嬉しく思います。もちろんまだまだ課題はありますが、それでも各自の努力の跡が伺われ、とても頼もしく感じました。

さらに、この発表の前には、各部門において喧々諤々の議論が行われています。私が管轄する部門においても、とても充実した話し合いができました。

いずれにしろ、方針発表会という機会は、会社全体の展望・方向性・具体策などを全社員が知る貴重な機会です。規模の大小を問わず、ぜひ実施していただきたいと思います。

さらに、発表される内容については、社長一人で鉛筆なめなめ作成されるのもいいですが、できれば全社員の意見に耳を傾けつつ、適時適切に考えの修正を図りながら、出来上がったときには、会社と自分との関係性を強く感じると共に、会社や仕事、そして自分に対する希望と誇りをもつことができている状態を実現していただきたいと思います。

まだ実施されていなければ、ぜひ実施の検討を、実施はしていても、このコラムによって改善の必要を感じられたら、ぜひ見直しをしてみてください。きっと素晴らしい結果が待っていることと思います。