No.676 後継

2023.10.10 Tuesday

先日、オンラインにて千年経営月例会が行われました。

毎回、参加者からの近況報告をお伺いするのがとても楽しみですが、今回もまた、とてもよい話をお聴きすることができました。

これまで二度ほど「出て行け!」と追い出していたご子息が、「二度あることは三度ある」のことわざを証明するように戻ってこられた後の社長の対応についてでした。

実は、その前の会でその報告を受けたとき、「3年で息子にやる気を起こさせる」ことを宿題にしていました。

その宿題を常に意識された結果、「愚痴ばかりこぼしている」ご自身に気付かれ、「これでは人は育たない」と痛感されたようです。さらには、「息子だから余計に気付かなかったのだと思います」とのこと。その通りだと思います。

「息子ではなく、僕が投げていた」ことに気付いた彼は、日々、「どうやる気を出させるか?」を考えながら仕事を与えられているそうです。

その結果、「自分では何も考えず、何でもかんでも聴いてきていたのが、このところ、ちょっとずつ自分で考えるようになってきた」とのこと。

私は、「仕事が好きになってきたのだと思う」と答えました。

人は物事に出会ったとき、そのことに全く“関心”を持たなければ、何のアクションも起こしません。何らかのアクションを起こすということは、少なくとも関心を持ったということ。

その関心が“興味”に昇格すれば質問が生まれ、その興味が“好感”に昇格すれば、自ら考えるようになり、その好感が“使命”に昇格すれば、よりイキイキと働き始める。そういうものだと思います。

彼に対してはさらに、「息子のいいところ1日1個 100日間」という宿題を出させてもらいました。

より一層、素晴らしい事業承継に進んでいくことを確信しています。