No.785 定石

先日、千年経営研究会の忘年会が、毎年恒例の欧風料理「なるかわ」で開催されました。

この店に入ると、しみじみと「ああ、もうすぐ新しい年が始まるんだな」と、年の暮れの風物詩のように感じます。

ほぼ2週前の11月26日に私の還暦&定年退職&独立開業の祝賀会を大々的にやっていただいた影響か、例年に比べ少人数で少し寂しい感じがありましたが、おいしい料理とお酒がその穴を埋めてくれました。来年はぜひ満席にして、多くの方と一年の労いと新年の希望を語り合いたいと思います。

その直前には役員会が開催され、現在の会員状況や来期イベント、また3月7日(土)に開催される総会の内容などの確認・検討が行われました。

総会については、紆余曲折の後、3年ぶりに私が単独でお話しさせていただくことになりました。

今私は、「同族承継支援の松茂屋」として開業以降、同族企業の事業承継というニッチな世界に絞り込み、その要諦を再整理しています。

また、名刺を見ていただいた方から、なかなかレアな事業承継案件の相談も受けるようになりました。例えば・・・

お子様がいらっしゃらない社長が甥っ子を後継者として迎え、3年ほど育てて専務にしたが、ほどなくして社長が亡くなってしまった。専務は時期尚早ということで、専業主婦であった奥様が社長に就任したが、専務が社長に相談もなく勝手に物事を進めるようになった。社内は混乱し、社員からは悲鳴も聞こえてくるが、会社のことがわからない社長は何も言えない。

さあ、あなたならどんなアドバイスをしますか?

きっとこれからもっと多くの相談が来るようになると思います。しかし、どんな内容であったとしても、定石に従って判断すれば、それほど難しいものではありません。もちろん糸が複雑に絡み合う奇々怪々な問題もありますが、もつれた糸をほぐし切りさえすれば、後は定石に当てはめて考えればいい。

総会では、いろいろな事例を交えながら、事業承継の定石をお伝えしたいと思います。ぜひ事業承継に悩んでいる人をお連れしてご来場ください。きっと問題解決の糸口をつかんでいただけると思います。

また、1月30日(金)には、名古屋で新たな「後継者会」が立ち上がります。参加要件は、社長就任前の後継者、ないしは実権を持たない名ばかり社長です。詳細は濱地会長ならびに各会会長にお尋ねの上、該当する方へのお声がけをお願いします。

いずれにしても、これから事業承継に関わる時間と場所を増やしていきたいと思います。楽しみにしておいていただければと思います。