No.703 コミュニケーション

先週の土曜日、私が所属する名古屋市南区倫理法人会にて、2回目のバーベキュー大会が開催されました。

今年は、射的や輪投げ、風船パフォーマンスなど、縁日さながらのイベントが盛りだくさんで、晴天にも恵まれて、とても楽しく有意義な時間となりました。

このイベントには、ご家族もお呼びしています。日頃、どのような人たちと一緒に学んでいるのかを知っていただく機会となっていて、昨年の大会に参加された方の中には、それまであまり好意的でなかった奥様から、「倫理だったら行っていい」と免状を出してもらえた人もいたようです。お互いにとって、とても良いことだと思います。

私たち千年経営研究会でも、毎年八百津祭りのイベントがありましたが、今年は残念ながら開催することができませんでした。ぜひ来年は実施したいと思います。

一方で、グループLINEでの案内のみだった最初の内は、参加者数が伸びず、不安を感じていた人も多かったようです。

そこで後半には、企画メンバーそれぞれが一人ひとりに声掛けをし、ふたを開けてみれば、70名を超える方にご参加いただくことができました。

私は常々、コミュニケーションにおいては、お会いして話をすることが第一で、どうしても時間がない時は電話で、それもかなわなければ個別のメールやLINEで、その時間さえ取れなければ一斉配信で、とお伝えしています。

時間的な制約の多い経営者としては、どうしても短時間で済ませられる方法を取りたくなるものですが、それでは成果は上がりません。

どんな内容であっても、成果はコミュニケーションの質と量に正比例します。その正しさを証明してもらえた事例となりました。

私たち経営者は、常に成果を意識し、その成果を現実のものとするために何をしなければならないかを考え続けなければなりません。そしてその中心は、コミュニケーションのあり方にあると思います。

これを機にぜひ、成果とコミュニケーションについて、ご自身のありようを見直ししていただければと思います。